シーラカンス研究の第一人者であるアクアマリンふくしま(ふくしま海洋科学館)は16日、世界で初めてシーラカンスの稚魚を発見し、撮影することに成功したことを発表しました。
これまでにも何度もROV(水中自走式カメラ)にて、生きたシーラカンスの撮影に成功しているアクアマリンふくしまは、今回、インドネシア スラウェシ州マナド湾で調査を行ったところ、生まれて間もないと推測されるインドネシアシーラカンスの稚魚を発見し、撮影に成功しました。現在、世界の2箇所に生息していることがわかっているシーラカンスですが、シーラカンスの稚魚の発見は、アフリカ種、インドネシア種とも、世界で初めてのことです。
これまでの研究で、シーラカンスは卵ではなく親と同じ形の子どもを生む「卵胎生」であることがわかっており、1991年にモザンビークで捕獲されたアフリカシーラカンスの個体の胎内に大きさ約30センチの胎仔が確認されたことから、稚魚の大きさは30~40センチ程度という予測がついていました。今回発見された稚魚は、それと同程度の大きさであることから、生まて間もない稚魚であると推測されました。
まだまだ生態が謎のシーラカンスですが、この発見で大きく前進したことは間違いないようです。今後の研究に期待したいですね。
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